CV値の基本 - 2

DCCを楽しむためにとりあえず設定を変更すべきCV値を一覧として挙げてみました


 CV1 - Primary Address:必須項目
 CV2 - Vstart:推奨項目
 CV3 - Acceleration Rate:推奨項目
 CV4 - Deceleration Rate:推奨項目
 CV5 - Vhigh:オプション項目
 CV6 - Vmid:オプション項目
 CV29 - Configuration Data:必須項目
 デコーダの初期化方法:メーカー毎に異なる


それぞれの項目に対して、NMRAが策定している規格書内での実装規定についても記述してみました。
”必須”は文字通り絶対に実装していなくてはいけない機能、それ以外の”推奨”&”オプション”はデコーダを提供するメーカー次第になるので、使用するデコーダのマニュアルにて対応しているかどうかを随時確認する必要があります・・・が、上記の一覧に挙げた機能についてはホトンドのデコーダで実装しているようなので大多数では問題ないでしょう。ですが、使用したい機能が絶対に実装されているわけではないという認識を持っていることが重要だと思うので、あえて記述しました。
CV値ではないですが、何はともあれ絶対に知っておきたいデコーダの初期化方法についても規格として定められているわけではなく、デコーダ毎(メーカー毎)にマニュアルにて確認する必要があります。CV値の設定をミスって動作がおかしくなった場合などなど絶対にお世話になる機会があると思うので、とにかく一番最初に確認しましょう。(例:Digitrax & Lenz 両者共にCV8に対して0x08を書き込む)
CV値の変更方法については使用しているコマンド・ステーション毎に操作方法が違うので、お手元のマニュアルにて詳細を確認しましょう。
次回はそれぞれのCVの役割などなどを予定〜