意外に思われるかもしれんが、福山さん関連のライブで関東以外に赴くのは初だったりする。んなわけで来たぜ名古屋〜
開場の時間までハロショやモデルバーン等をフラフラしつつ、会場近くのパブでギネスを注入してエンジンがほどよく温まったころに開演ナリ。福山さん＆麻生さんの眺めがかなりよろしいポジションに落ち着けたんで、久しぶりにギター・キッズになっちゃうよー。
基本的な構成・流れは東京の時と何ら変わらないのだが（Opening SEの例のセリフはさすがに削除されてたけど）、観客に独特の雰囲気があるね。名古屋名物らしいMC中の「がんばってー」のコール。福山さんも言ってたけど、チューニング中に「がんばってー」と言われても何をがんばるのかよくわからんよな。そんなのも含めて客席からよく突っ込みが入るけど、嫌味な感じは全くしない何とも和やかな雰囲気。さらに今日が最終日ということをメンバーも意識しているのか、かなり熱気を帯びているご様子。東京もそれなりに良かったけど、今日はそれよりも良いな。特にこういうエンジンかかってる時のあちょうさんドラムは最高ですよ？ タム回してからクラッシュ入れるときのスピード感なんて超たまらんちんですな。
相変わらず「Submarine Street」と「Starlight Dream」で涙腺を緩ましつつ、本編ラストの「My Soul For You」。福山さんの声はもうダメダメだったけど、声にならない声で熱唱している姿に鳥肌たちましたよ。この人の真髄って、やっぱここだよな。出せるもののなら最後の一絞りまで出し切ってやるぜ、みたいな。後先も考えずに、打算とかそんなものとは無縁に位置している、その真摯さが魂に響いてくるのですよ。アンコール・ラスト「突撃ラブハート」のサビなんてもう福山さんの声は聞こえてこないけど、マイクに向かって叫び続けているであろうものはみんなに届いているような気がする・・・・・あ、自分を含めた観客の声が聞こえているのか（ｗ
始まる前はダブル・アンコールとか密かに期待しちゃっていたけど、終わってみれば別にそんなのやってくれなくても良いやと思える充実感。最後にステージ上から客席をバックにみんなで記念撮影。
福山さん、バンドメンバー、スタッフ、そして名古屋の素晴らしきオーディエンス、みんな乙！
