真空管アンプにおける出力トランスのインピーダンス

アンプ側インピーダンスとスピーカー側インピーダンスを意図的にミスマッチさせると出音が変化するメカニズムについて大昔に調べたのだが、忘却の彼方にすっ飛んでしまったのでまた調べてみた。
ざっくりと簡単に言えば、出力管のプレートに対する負荷抵抗の変化による歪率の増減。出力トランスの1次側の負荷が5kで2次側につないだスピーカーが4Ωだったとし、スピーカーを8Ωに代えると1次側の負荷が倍の10kになる。負荷抵抗が増えれば歪率が減少し、出音に変化を及ぼす・・・と。(この時、出力は下がる)
とりあえず、こんな感じ。