Extreme@渋谷公会堂

90年代の現役時代に何回か来日公演を見る機会はあったのだが、結局は見に行かずにかなり後悔していた。そしたら、再結成(?)して来日ツアーをやるというっつうわけで、今日の最終公演に行ってきたよん。

とりあえず、再結成したてのバンドのパフォーマンスとは思えない出来。ゲイリーはステージ上を動きまりで魅せてくれるし、ヌーノのギターは超絶にカックいい。それに加え「みんな、これが聴きたかったでしょ?」な選曲で楽しいったらありゃしない。それ故にPAがイマイチだったのがちょっと残念。ギターの音がもう少し気持ちよく抜けてきてくれさえすれば言うことなかったんだけどね。

んで、アンコールでついに来た「Decadence Dance」。こいつが聴きたかったためにここに居ると言っても全く過言ではないのねぇ。オープニングの1曲目ではなかったことから、この位置でやるんだろうなと妙な確信があって心の準備は出来ていたハズだけども、雷鳴のSEが聴こえてきた瞬間すでに半泣き状態。ヌーノがあのリフを弾き出した瞬間には耐えきれずに号泣してました。一度でもいいから聴きたいと思っていたけど、永遠に聴くことが叶わないと思っていた曲が今この瞬間に演奏されているんですもの。もう頭の中が真っ白で、途中までの記憶がホトンドありません。

しかし、メンバーのみんなは終始すっげぇご機嫌モードでしたよ。特にゲイリーなんて最後にはスタッフの静止を振り切って客席に乱入するわ、客電が点いた終演後に2階の関係者用バルコニーみたいなところに現れて手を振ってるわで。最後のMCで「10年も前のぼくたちのことを覚えてくれてありがとう」みたいなことを言っていたが、これだけ未だ熱狂的に受け入れてもらえたのがよほどうれしかったのか・・・・・まあ、そんなこと言われてもこっちにはそんな過去の人なんて実感は全くなかったですよ。

始まる前は「集金ツアー」なんて言ってたけど、ホントすみませんでした。こんなの見せられたんじゃ、集金されたって何の文句もございませんよ。ホントに最高にいいライブでした。